「変態紳士クラブ」でとしても活躍するDEEJAYのVIGORMAN(ビガーマン)をご存知でしょうか?
卓越したフロウでレゲエシーン以外でも評価を得ているVIGORMANについて以下のことをまとめていきます。
VIGORMAN(ビガーマン)とは?
プロフィール
DEEJAYを志したきっかけ
音楽を本格的に始める前からラッパーのWILYWNKAやYoung Cocoと仲の良かったVIGORMANでしたが、なぜレゲエというジャンルの音楽を始めたのでしょうか?
一番大きな理由としては、「サーファーの父の存在」です。
彼の父親はレゲエ界のレジェンド的存在の『Bob Marley(ボブマーリー)』が大好きで、VIGORMANは勧められて聴いたところ一気にハマることになります。
そうして、レゲエにハマり『ラバダブ(フリースタイル)』の現場に力を入れ注目を集めます。
また、初めのうちは音源の制作はほとんどしておらず、試しに『Rubbish Songz』という曲を公開してから、ライブなども増え「やり切ってみよう」と思い音源にも力を入れるようになりました。
VIGORMANの音楽性
VIGORMANがレゲエを聴くまで好きだったアーティストは、アメリカのヘビーメタルバンド『Metallica』と『Slipknot』でした。
その他にも、WILYWNKAからかっこいいラッパーをたくさん教えてもらいます。
つまり、彼にはジャンルの概念がなく「イケてる曲を聴く」という考えをしています。
その結果として、DEEJAYでありながらジャンルレスな楽曲を作れたり、変態紳士クラブとしてもJ-POPとしてジャンルレスな音楽を作り出せるわけですね。
VIGORMAN(ビガーマン)の人気・おすすめ曲
Bad Lady
2018年3月7日にリリースされたシングル
いろんな意味での「悪い女性」との出来事を歌った曲です。
『”080の次のPhone number”』が象徴するように日本語と英語が組み合わさった聴き心地の良いフレーズが多くあるのが特徴的です。
また、セクシーなダンスが魅力的なダンサーの『優樹菜』が出演しているMVなどのトータルプロデュースは、『Azito Music Innovation』という制作会社が手掛けています。
大人が言う
2019年8月30日にリリースされた1stフルアルバム『SOLIPSISM』に収録されている楽曲
『大人が言う』は元々VIGORMANが16歳に時にリリックを書き、2017年にリリースした曲(Youtube動画)ですが、アルバムに収録されているのは22歳になったVIGORMANが再収録したのものです。(SpotifyのUnplugged Remix)
再収録に至った経緯をVIGORMANはインタビューで『GEGの提案してもらったから』と答えています。
また、Unplugged Remixでは、showmoreの井上惇志がピアノ、SoulflexのKenTがサックスをそれぞれ演奏しており、
16歳のVIGORMANが当時大人に対して思った事がストレートにリリックに書かれている心に刺さる一曲です。
頭悪い天才feat.BASI (Prod. GeG)
1stフルアルバム『SOLIPSISM』に収録されている楽曲
韻シストのメンバーとしても知られるBASI(バシ)とプロデューサーのGEGを迎えています。
普段コラボの楽曲を作る時はデータでのやりとりがほとんどと言うVIGORMANですが、「頭悪い天才」ではBASIの提案から3人でスタジオに入って制作されました。
また、「”平成令和跨いだクアトロも”」というBASIの書いたリリックは、『変態紳士舞踏会TOUR 2019 ” 東名阪クアトロツアー “』のことを書いており、「変態紳士クラブ」へのリスペクトを感じます。
そんな「頭悪い天才」のMVでは、自然な感じでラッパーの唾奇も出演しているので注目して見て下さい!
Diamond (Prod.GeG)
1stフルアルバム『SOLIPSISM』に収録されている楽曲
GEGプロデュースの元、等身大でストレートな愛が描かれたラブソングです。
メロウなトラックにVIGORMANの甘い歌声がマッチした一曲です。
また、曲の雰囲気にマッチし、ダイアモンドが印象的なMVはGeGの『Merry Go Round feat. BASI, 唾奇, VIGORMAN & WILYWNKA』のMVも担当した『ForTuneFram』というレーベルの「Tweli G」が手掛けています。
酔歩
2020年9月23日にリリースされ、DeeJayでありプロデューサーとしても活動している『MION』との楽曲
また、MIONは「YOUNG BEATS INSTRUMENTAL」名義で「酔歩」もプロデュースしています。
お酒を飲んでフラフラするという意味の『酔歩』の通り、お酒を飲み明かす場面が描かれており、どことなく飲み明かした後に太陽が登ってきた時の虚無感を感じるメロウなサウンドとリリックに注目です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
様々なジャンルをルーツに持ち、ジャンルレスな楽曲を作るVIGORMAN
彼の楽曲はレゲエ好きにはもちろん、そうではない人でも聴きやすくいいなと思える曲が多いのではないでしょうか?
「変態紳士クラブ」のVIGORMANと合わせて、VIGORMANのソロ活動にも大注目です!
コメント