YonYon、日韓を繋ぐ“The Link”でのDJ以外の顔とは?

こんにちは、乱太郎です。

近年、日本でも一段と注目を集めている「韓国の音楽シーン

ここで言っている韓国の音楽シーンとは、BTSやBLACKPINKなどのポップスではなく、HIPHOPやR&Bのブラックミュージック寄りのシーンのことを言っています。(もちろん、言うまでもなくK-POPも素晴らしいです)

事実、プロデューサー・MPCプレイヤーのSTUTS(スタッツ)が日本のラッパーと共に、韓国のシンガーソングライターのSUMINを客演に迎えた『Mirrors』という曲を作ったり、プロデューサー・ギタリストのShin Sakiura(シンサキウラ)は韓国のプロデューサーPrimaryの音楽をチェックしているなど、日本のブラックミュージックシーンにも少なからず影響しています。

そこでご紹介したいアーティストは、『YonYon(ヨンヨン)』です。

彼女はソウル生まれ東京育ちで、DJを始め、ラジオMCやシンガーソングライター、音楽プロデューサーとしても活躍するマルチクリエイターです。

そんなマルチな活動をしている彼女の活動の中でも、今回は音楽プロデューサー・シンガーソングライターとしての『YonYon』にフォーカスしてご紹介していきます!

  • YonYonとは?
  • 日韓の音楽をつなげる「The Link」
  • 人気曲
  • おすすめ曲
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YonYonとは?

出典:Twitter

冒頭でも触れた通り、マルチな音楽クリエイターとして活動している彼女は、16歳の時にR&Bシンガーを目指したり、バンドに興味を持ちギターを弾いてカバーバンドをしていたり、様々な音楽に触れた後に2012年にDJとしてキャリアをスタートさせます。

DJとして、日本や韓国だけでなく、アジア各国、ロサンゼルス・ニューヨーク、ベルリンなど世界各国を回り、そこからシンガーソングライターや音楽プロデューサー、イベントプロモーターなど、音楽活動の幅を広げていきました。

日韓の音楽をつなげる「The Link」とは?

世界の音楽シーンを見てきた事、そしてイベントプロモーターとして活動してきた彼女だからこそ見えてきた”現実”がありました。

それは『知名度がないアーティストは、いくら良い音楽を作っても音楽イベントに呼ばれない』という現実です。(この風潮は日本では特に強く、海外アーティストは知名度がないとNGがかかりやすいそうです)

そこで、YonYonの周りにいる知名度は低いけれど、才能溢れた韓国のアーティストを日本の人に知ってもらうのかを考えた時に立ち上げたのが、「The Link」というプロジェクトです。

「The Link」の目的は、YonYonがカッコイイと思った韓国のアーティストと日本のアーティストがコラボして日韓それぞれで知名度を高めていく事であり、YonYonは裏方としても活動しています。

音楽業界を裏からも表からも盛り上げている、それがYonYonの最大の魅力であり特徴です。

YonYonの人気・おすすめ曲

SIRUP – Mirror (選択)

「The Link」プロジェクトの第2弾として、2018年7月1日にリリースされた楽曲

シンガーソングライターSIRUP(シラップ)と、ダンスミュージックやR&Bなどのプロデュースを得意とする、韓国の音楽プロデューサー2xxx!(ツートリプレックス)を迎えており、ハウスなダンスチューンとなっています。

また、YonYonが韓国語と日本語で歌い分けているところの雰囲気の違いにも注目してみてください!

Period(過程)

「The Link」プロジェクトの第1弾として、2018年3月28日にリリースされた楽曲

シンガーソングライター向井太一と、ロサンゼルスを拠点に活動している韓国人プロデューサーSlom(スロム)を迎え、不満や不安を抱えながら求め合う男女の関係が描かれたラブバラードです。

アーバンナイトなトラックの中にどこか懐かしさを感じる雰囲気に仕上がっています。

Overflow (変身)

「The Link」プロジェクトの第3弾として、2019年3月21日にリリースされた楽曲

シンガーソングライター、一十三十一(ひとみとい)と、韓国のプロデューサーMOON YIRANG(ムンイラン)を迎えており、軽快なハウスビートのトラックに、女性のツインボーカルの透き通った声がマッチしています。

一十三十一さんの40代とは思えない美しさが抜群のMVにも注目です!

killer tune kills me feat. YonYon

2019年6月5日にリリースした楽曲

キリンジの堀込高樹が「Mirror(選択)」をたまたまラジオで聴いてYonYonを知り、堀込が色々とYonYonについて調べていた時に、YonYonからInstagramのフォローが来たことでコンタクトを取り、色々とタイミングが重なって実現したコラボです。

キリンジのライブに、韓国人のお客さんが増えていたこともあり、それに柔軟に対応した形となった本作では、キリンジの新たな一面が見れること間違いなしの一曲です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

韓国と日本の音楽シーンを繋げる事に一役買っているYonYon。

かなり幅広く音楽活動をしている為、いろんなシーンで見ることのがあると思いますが、個人的には「The Link」で色んな韓国アーティストを知ることができるので楽しみにしています。

是非皆さんも「The Link」を通じて韓国のアーティストをチェックしてみてはいかがでしょうか?

乱太郎
乱太郎

 

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