こんにちは、乱太郎です。
起用する曲がオシャレと評判の良い《HondaのCM》に『起用されるのでは?』と言われているバンドが数多く存在します。
そんなオシャレなサウンドを奏でるバンドの中でも、今回は《the engy(読み方:ジ・エンギー)》をご紹介していきます。
the engyとは?
《the engy》とは、2014年に結成したロックバンド。2017年からは現行の4ピース体制で活動しており、2019年10月30日にはビクターエンターテイメントよりメジャーデビューを果たしています。
ソウル・R&B・ヒップホップ・ダンスミュージック・エレクトロニックなど様々な音楽を昇華したサウンドが魅力的です。
メンバー紹介
山路洸至
(読み:やまじ こうし)
ギター・ボーカル担当。トラックメイカーとしての一面もあり、作詞・作曲も手掛ける。
山路は元々ギタリストを目指して活動していましたが、周りにボーカルをしてくれる人がいなかった事から仕方なくボーカルを担当。その際に声を褒められ、『ボーカルでも頑張ってみよう』と思い、ボーカルとしても活動するようになります。
また、アメリカのロックバンド《リンキン・パーク》と《レッド・ホット・チリ・ペッパーズ》が大好きで、バンドを始めたきっかけにもなっています。
the engyの楽曲で英語歌詞が多い理由は、山路さんが学生の頃から洋楽を聴くことが多く、英語歌詞で洋楽チックな方が自然に作れるし歌えるからです。
濱田周作
(読み:はまだ しゅうさく)
ベース担当
元々別バンドのギター・ボーカルとして活動していましたが、the engyを結成した時に、山路にベースをやって欲しいと頼まれベースに転向。
《スピッツ》や《くるり》などの邦ロックが好きで、バンドを始めるにあたってブラックミュージックにも触れ始めました。
境井祐人
(読み:さかい ゆうと)
ドラム担当
アメリカのロックバンド《TOTO(トト)》のドラム担当《ジェフ・ポーカロ》などのドラマーが好きで、the engyに加入する少し前にグルーブに特化した音楽やドラムに引かれるようになりました。
藤田恭輔
(読み:ふじた きょうすけ)
ギター・キーボード・コーラス担当。シンセサイザーやサンプラーなどの機材も使いこなす。
詩の世界観を上手く音に落とし込むところなどに惹かれたという、アイスランドのシンガー《ビョーク》がとても好きで、音楽的にも一番大きな影響を受けたと言います。
バンド結成のきっかけ
同じ大学のサークルに所属していた山路と濱田を中心にに2014年に《the engy》を結成。
その後、境井が『ドラマーを探しているバンドがある』と聞きthe engyの存在を知ると『かっこいい!』と思い、自ら志願し加入。しばらくは3ピースで活動していましたが、同期を使う曲が結構あったので同期が出来る人を探していると、境井が『良い人がいる』と誘ったのが藤田。3ピースのライブを見ていて『かっこいい!』と思っていた事もあり加入を決めます。
そうして2017年から4ピースのバンドとして活動しています。
ちなみにバンド名は、《縁起が良いバンドになれば良い》という意味を込めて《the engy(ジ・エンギー)》と名付けられました。
音楽で使う【同期】とは、《生演奏》と《電子機器による演奏》の音を揃える事です。
なので、本来は『同期を取る』や『同期させる』というのが正しいですが、単に『同期』と言っても伝わります。
the engyの人気・おすすめ曲
She makes me wonder
2018年5月16日にリリースされたシングル『Say it』に収録されている楽曲
音数を少なくして、音色ごとに役割をしっかりと分けるという山路のこだわりが垣間見る本作。是非それぞれの楽器の音に注目して聴いてみてください。
ゆったりと進行するサウンドで、楽器のカッコよさやボーカルの柔らかい歌声など1つ1つの“音”を存分に楽しめる一曲です。
Sick enough to dance
2019年10月30日にリリースされたメジャーデビュー作となるミニ・アルバム『Talking about a Talk』のリードトラックとして収録されている楽曲。
メジャーデビューアルバムのリード曲なだけあって、かなり音にこだわっています。例えば、サンプル音源を使用していない事や、シェーカーを自分たちで振っている事、さらにはスネアドラムの音はわざわざ電話回線を通して音を録る事などのこだわりようです。
ダンスミュージックな感じもするが、シティポップな感じもする。最高にグルーヴィーな一曲です。
電話回線を通した理由は、遠くで音が鳴っている感じが欲しかった為です。
Driver
2020年2月1日にリリースしたシングル
初となる主題歌でのタイアップとなった本作。連続ドラマ『LINEの答えあわせ ~男と女の勘違い~』のエンディングテーマとして書き下ろされました。
《the engy》の曲ではかなり珍しく部分的に日本語歌詞が使われており、ドラマの内容とリンクする日本語歌詞も使われており、歌詞の意味をストレートにリスナーに伝えるという効果的な使い方をしています。
日本語の歌詞がほとんど無い理由の一つとして、かっこいい日本語の入れ方が分からないということが挙げられます。ですが、日本語を使うことはかなり意欲的です。
Hold us together
2020年10月28日にリリースされたEP『Hold us together』の表題曲として収録されている楽曲
三菱地所企業CMとのタイアップのために書き下ろされた本作は、前に進んでいくポジティブな姿が歌われており、三菱地所企業CMのラグビー日本代表の雰囲気ともマッチしています。
また、映像監督《佐々木章介》が監督を務め、《三鈴晃幹(読み:みすずこうき)》が主演を務めるMVでは、楽曲の世界観に合わせ『困難い立ち向かっていく1人の男』が描かれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
常に“音”を研究し、進化をし続けるバンド《the engy》
様々な視点から音楽を日々研究しているメンバーによって、常に進化し続ける彼らが今後どんな音楽を作り出すのか目が離せません!
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