こんにちは、乱太郎です。
音楽業界に限らず1990年代後半以降に生まれた、いわゆる《Z世代》の活躍には目を引く物があり、最近で言うとサッカーの久保建英選手や世界的アーティストのビリーアイリッシュなどが挙げられます。
そんな急成長を見せているZ世代のアーティストの中で、一際目立つ才能を持っているアーティストがいます。
それは、《okkaaa(読み:オッカー)》です。彼は一体どのようなアーティストなのでしょうか?
okkaaaとは?
okkaaaは、1999年生まれのZ世代マルチクリエイター。ヒップホップ・R&B・ゴスペルなどをルーツに持つアーティストだけでなく、ライターやフォトグラファー、さらにはMV制作・ジャケットのデザインなどのアートワークもこなしています。

okkaaaというアーティスト名は、友達から呼ばれていたあだ名『おっかー』から名付けられました。
文筆家としての一面
前述したとおり、音楽的にマルチな活動をしている彼は、文筆家としての一面もあります。
現在は自身の(配信サービス)『note』で定期的にエッセイを挙げるなどしていますが、何が文筆家としての活動を始めるきっかけだったのでしょうか?
それは彼が好きだった(パフォーマンスグループ)AAAのファンブログを書き始めた事です。そこから自分の考えを文章でまとめることや、何かについての持論を持つことが好きになっていった彼は、《文章を書く事》にハマっていきます。
そして高校生の時には、「CDはなぜ売れなくなったのか?」のような評論的な文章をブログに書いていました。
ここから彼の“文筆家”としての活動が始まったわけです。

文筆家として好きなのは、星野源のエッセイと作家・村上春樹です。
音楽を始めたきっかけ
文筆家の一面もありますが、現在メインの活動は“音楽”。そこで彼が音楽を始めるきっかけを見ていきましょう。
音楽がよく流れる家庭で育った彼は、よく耳にしていた《宇多田ヒカル》と中学生の時に父親と一緒にライブを見に行った《岡村靖幸》の2人から大きな影響を受けました。
そこからいろんなアーティストを聴くようになり、アイドルやAAAを好きになったり、トラックメイカーの《tofubeats》を好きになったりと様々なアーティストから影響を受けました。
そんな彼が音楽を始めたきっかけはズバリ《世界史を覚えるためにラップをしたこと》です。
当時《SoundCloudラッパー》として活動している人が多くいたので参入しやすかったこともあり、音楽制作ソフト《GarageBand》などを使って楽曲を制作し始めました。
そして大学生になり、個人の価値が大切な時代で《自分の武器を作るため》に楽曲制作を本格的に始め、今に至ります。

バンド経験もなく、楽器も引けない彼はサンプリングなどの《ヒップホップの手法》で楽曲を制作するしかなかったと言います。
okkaaaの人気・おすすめ曲
積乱雲
2019年9月25日にリリースされた楽曲
7ヶ月連続リリースを発表したokkaaaが第一弾として発表した本作は、友人との旅行からインスピレーションを受けており、《カーステレオで音楽を聴いたこと》や《自然と触れ合ったこと》の楽しい思い出が詰まっています。
本作は、okkaaaの名を広めると共にいろんな人と出会うきっかけになったという大きな一曲となりました。
Lo-Fi feat.Akusa(ニューリーRemix)

『積乱雲』のカップリング曲
同世代で親交のある、ラッパー《Akusa》とトラックメイカー《ニューリー》を迎えています。

本作は、2018年8月24日にリリースされた【Lo-Fi / okkaaa×LuckySlide】をセルフカバーしたもので、原曲で感じる“夜”のイメージではなく“日曜日の朝”のようなゆったり感を感じる一曲です。
煌めき
2020年9月16日にリリースされた楽曲
『夏の終わりの儚い感情』がテーマになっている本作は、ロマンティックでカッコイイ、そんなチルナンバーです。
シティーシティー
2019年1月30日にリリースした楽曲
Spotifyのパイラルチャートにランクインし注目を集めた本作は、《人間》と《獣》の2つの世界が謳われており、チルなシティポップの決定版となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アーティストと文筆家という二つの顔を持つ《okkaaa》
精力的な楽曲制作や、同世代アーティストとのコラボなどこれからどんな楽曲を世に送り出すのか目が離せません!
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