こんにちは、乱太郎です。
3rdEPの「CANDY DATE」では、iTunes&Apple Musicの両方でヒップホップジャンル1位を獲得するなど、間違いなく日本のHIPHOPシーンを代表するラッパー《13ELL(読み方:ベル)》
プロモトクロスレーサーという異色とも言える経歴を持つ、ラッパーとしての13ELLについて詳しくまとめていきます。
13ELL(ベル)とは?
13ELLは、1992年生まれ(年齢は30歳手前)で京都府伏見区・神川出身のラッパー。
地元京都を中心に活動しているヒップホップクルー“DCA(読み方:ディーシーエー)”に所属しています。
また、結婚しており2人の子供がいます。
名前の由来
《13ELL》という名前は、本名である鈴木の“鈴”をとって名付けられました。
ラッパーとして13ELLと名乗り始めたのは16歳くらいの時でしたが、元々は14歳くらいの時にやっていたPCゲーム『サドンアタック』でのユーザーネームとして名乗り始めたのが最初です。
プロレーサーとして
彼は幼少期からバイクレースの一つ“モトクロス”に熱中しており、中学生の時には《全日本ジュニア大会》での優勝やアメリカの大会に出場するなど、モトクロスの選手としてかなり高い実力を持っていました。
17歳の時には、モトクロスの選手として“プロライセンス”を取得し、このままモトクロスのプロレーサーとして進むと誰もが思っていましたが、ある事故が起きてしまいます。
それはまだプロになってすぐのこと。レースの途中でクラッシュして“大怪我”
この大怪我により、モトクロスの選手を続けることが困難となり、選手生命を絶たれました。
ウェッサイとの出会い
6つ上の実の兄が、中学生くらいの時から“ラッパー”として活動していたこともあり、13ellも小さい頃からHIPHOPを聴いており、初めて好きになった音楽もHIPHOP。
当時は《WestSIde(通称:ウェッサイ)》が流行しており、“Bone Thugs”や“Dr.Dre”などのアーティストをよく聴いていました。
DCA結成
前述した通り、大怪我によりプロモトクロスレーサーに幕を下ろしたわけですが、小さい頃からHIPHOPに馴染みがあったこともあり、すぐにラッパーとして新しい人生を歩み出します。
2012年には、京都で活躍していたラッパーなどを中心に“ヒップホップクルーDCA”を結成し、ラッパーとしての活動を加速させました。
ちなみにDCAのメンバーは、13ELL・TRASH・RUBBISH・JAYLOX・ISSEI・SONGRIVER・DJ FLIPの7人。《DCAの奴ら》と自分たちを名乗っている事が多いです。
13ELLの人気・おすすめ曲
満月と黒猫 feat. WILYWNKA
2019年5月10日にリリースされた3rdEP『CANDYDATE』に収録されている楽曲
大阪を代表するラッパー“WILYWNKA(読み方:ウィリーウォンカ)”を客演に迎えた、13ELLの言わずと知れた代表作。
関西ラッパー同士の名コラボはチルナンバー!
Studio Hero feat.CHOUJI
2020年1月24日にリリースされた1stアルバム『FLOVVER』に収録されている楽曲
沖縄を代表するラッパーの1人“CHOUJI”を客演に迎えています。
そんな本作は、“少しでもfamilyと共に居たい”という13ELLの家族愛や、“努力は報われる事もあんだぜ”というCHOUJIのマインドなどのリアルが歌われています。
沖縄のチルな雰囲気が全開のナンバー!
FALLIN’ DOWN feat.孫GONG
2017年5月16日にリリースされた2ndミックステープ『MX BOYS 2』に収録されている楽曲
ヒップホップユニット・ジャパニーズマゲニーズにも所属している個性派ラッパー“孫GONG(読み方:そんごんぐ)”を客演に迎えています。
同郷の2人による豪華コラボで、今では見れないであろうビートアプローチにも注目の一曲です!
MXBOYS part.2
ミックステープ『MX BOYS 2』に収録されている楽曲
本作は、プロモトクロスレーサーとして活躍していたからこそ書けるリリックが魅力的で、“骨が何本折れても心は折れやしない”というリリックは大怪我をしたからこそのリリック。
またMVでは、モトクロスの魅力が最大限伝わるカッコイイ映像なので要チェックです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
プロのモトクロスレーサーというラッパーとして異色の経歴を持っているラッパー・13ELL
ソロやDCAでの楽曲だけではなく、他のアーティストの客演に呼ばれることもしばしばあるので、ぜひHIPHOPのシーンで彼を見かけたらチェックしてはいかがでしょうか?
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