こんにちは、乱太郎です。
“kojikoji”とのコラボで大きな注目を浴び、最近では“クリープハイプ”とのコラボでも大きな注目を集めるラッパー《空音(読み方:そらね)》その多彩な音楽性は、ダンス・バンド・MCバトルなどを経験してきた、彼だからこその音楽性なのかもしれません!
空音とは?
空音は、2001年1月4日生まれ(年齢:20歳)、兵庫県尼崎市出身のラッパー
2018年に高校生ながら1stEPをリリースし注目を集めると共に、『高校生ラップ選手権』にも出場するなど“MCバトル”のシーンでも注目を集めました。
HIPHOPを聴くきっかけは“ダンス”
彼は、近所のダンススクールに小学2年生から高校2年生まで通っていました。つまりラッパー“空音”として本格的に活動するまでずっとダンスをしていたのです。
そしてダンスとは切っても切り離せないのが“音楽”
彼も“踊るための音楽”として、小学生の頃から海外のHIPHOPやR&B、ジャズなどを聴いていましたが、日本語ラップにはあまり興味がありませんでした。
しかしその後、両親が音楽好きだったこともあり、母親から“KREVA”父親から“RIP SLYME“や“クレイジーケンバンド”などを教えてもらい《日本語ラップ》にも興味を持っていきます。
高校の部活ではバンドを
今の“空音”からは全く想像できませんが、彼は高校時代“軽音部”に所属していおり、初めの頃は“ドラム”を担当していました。
バンドでは”クリープハイプ”のコピーやオリジナル楽曲を作っていました。しかし、2017年・高2の夏頃から始めたサイファーが楽しくなり、気づけば軽音部の幽霊部員に。
ラッパーとしての“始まり”
前述したとおり、彼は2017年・高校2年生の夏頃に尼崎のサイファーに参加。
その後は地元・尼崎で活動しているクルー《circle 6 clan(読み方:サークル シックス クラン)》に加入。その仲間たちとフリースタイルを磨くため“サイファー”や、ラッパーとして“音楽活動”を開始し、ラッパーとしての“キャリア”を積むことになります。
また、尼崎ではHIPHOPより“レゲエ”の音楽が盛んだった為、“音楽活動”は大阪・心斎橋にあるクラブ《TRIANGLE》で主に活動をします。
空音のInstagramのユーザーネームに付いている《c6c》は“circle 6 clan”を略したものです。
『高校生ラップ選手権』で“限界”を感じる
ラッパーとしての活動が1年ほど経過した2018年8月、全国から数多くのラッパーが集まるオーディションを勝ち抜き、『第14回高校生RAP選手権 in NAGOYA』本戦16人に残り、見事出場を果たします。
フリースタイルバトルの実力には自信があったものの、結果は“初戦敗退”
全国のレベルの高いラッパーを目の当たりにした彼は『自分は即興でラップするより、時間をかけて“音源”を作る方が向いている』と思うように。
“フリースタイルのラッパー”としてイメージのあった彼は、そのイメージを払拭するために“音源”を制作しYouTubeやSoundCloudに投稿。
ここから空音の今のスタイルが確立していきました。
唾奇に影響を受けて楽曲制作を始める
彼は様々な音楽に触れてきたわけですが、“日本語ラップ”に興味を持ち、自分で音楽を放った時に一番感銘を受けた曲は『Jasmine / 唾奇&Sweet William』
俺以来、ラッパー“唾奇”に憧れています。
さらに、彼が今も理想としている曲『ame。feat. MuKuRo / HANG&唾奇』と出会います。
そして『ame。』に使われているビート『No Make Up / Zion.T』に自身のラップを乗せたのが“空音の初めて作った楽曲”になりました。
その曲が『Fireworks / 空音』です!
空音の人気曲
Hug feat. kojikoji
2019年9月11日にリリースされた2ndEP『Boi in luv』に収録。さらには2019年12月18日にリリースされた1stアルバム『Fantasy club』では、アルバムバージョンが収録されています。
客演にはシンガーソングライター“kojikoji”を迎えており、今となってはお馴染みの《kojikoji×空音》の第一弾の楽曲。
さらには“空音の言わずと知れた代表作”でYouTubeに公開したMVは一年ほどで約“3000万回再生”させるなど日本でも屈指の人気曲となっています。
注目して欲しいのは、原曲での“サンプリング”
まず1つ目は『Play A Love Song / 宇多田ヒカル』からの“意地張っても寒いだけさ”というサンプリング。これは両方のバージョンで同じ歌詞です。
2つ目は『エイリアンズ / キリンジ』から“君を愛してる エイリアン”というサンプリング。これは原曲にしか入っていない歌詞です。
原曲とアルバムバージョンの二度楽しめる一曲です!
どうせ、愛だ feat. クリープハイプ
2020年12月16日にリリースされた3rdアルバム『TREASURE BOX』に収録されている楽曲
バンドを組んでいた高校生からの“憧れ”であり、大きな影響を受けてきた《クリープハイプ》を客演に迎えており、共作となった“尾崎世界観”とはLINEのやり取りだけで曲を完成させました。
本作のタイトルは“ダブルミーニング”となっており、《どうせ、愛だ》と《同性愛》の2つの意味を持っています。
その事を描いた『どうせ、愛だ -Short Film-』を見ればこの曲の世界観がより分かるようになります。
YouTubeのコメント欄の“『どうせ、愛だ』を『Douse Aida』としたときに、『同性愛』が完成するためには、『i(愛)』が必要で、 ぽっかり空いた穴を塞ぐのは愛ってことがわかんだね”というリスナーの考察には「なるほどなぁ」と感心しました!
BLOOM feat. TENDRE
3rdアルバム『TREASURE BOX』に収録されている楽曲
本作の客演には“TENDRE”こと河原太郎を迎えており、“ポジティブ”な面も“ネガティブ”な面もあるSNSに力を入れるより《曲の中で情熱を燃やし続けていくべき》という話から「だったら曲にしようよ」と盛り上がりを見せて実現したコラボです。
TENDREの音楽性に寄せるのではなく“あえて”空音の音楽性を前面に出したラップを、TENDREがリードしてまとめた一曲。
相棒 feat. BASI
1stアルバム『Fantasy club』に収録されている楽曲
ラッパー“BASI”が客演に迎えられており、プロデュースをトラックメイカーの“ニューリー”が担当しています。
そんな本作では、ベテランラッパー“BASI”と新人ラッパー“空音”、それぞれ目線から《相棒=音楽》が歌われています。
“心の傷に音の絆創膏”という『Hug』からのセルフサンプリングにも注目の一曲!
Juicy kiss
2020年2月26日にO.B.S.からリリースされた1stEP『O.B.S -obsession-』に収録されている楽曲
同世代で親交のあるラッパー“クボタカイ”とコラボしている本作のプロデュースを担当したのは、AAAの日高光啓としても知られる“SKY-HI(読み方:スカイハイ)”とプロデューサーチームBUZZER BEATSのメンバー“SHIMI(読み方:シミ)”の2人。
二度と見ることの出来ない、豪華製作陣とのコラボ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
驚くべきスピードでの楽曲制作や、世代・ジャンルを超えたコラボで、話題の絶えないラッパー“空音”
今後さらに進化するであろう彼から目が離せません!
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