こんにちは、乱太郎です。
Spotifyが国内の新人アーティスト10組を選出する“Early Noise 2021”に選出された音楽プロジェクト《Tokimeki Records(読み方:トキメキ・レコーズ)》をご存知でしょうか?“Early Noise 2021”といえば、過去にあいみょん・Official髭男dism・King Gnu・Vaundyなども選出された、言わば“ネクストブレイク”への登竜門となりつつある注目度の高いプログラム。
選出された10組の中でも一際異彩を放っている《Tokimeki Records》について詳しくまとめていきます!
Tokimeki Recordsとは?
Tokimeki Recordsは、2019年8月に活動を開始した音楽プロジェクト。80年代〜90年代の洋楽・邦楽の名曲らをカバーして公開しており、日本だけでなく海外からも高い人気を誇っています。
どんなプロジェクト?
Tokimeki Recordsという音楽プロジェクトは、楽曲のアレンジなどを担当するトラックメイカー“Tokimeki Records”が、客演としてボーカルや、ギタリストなどを迎えて楽曲を制作しています。
客演に迎えているボーカルはある程度固定されてはいるものの、Tokimeki Records自体は裏方で制作しているため、現状ソロなのかグループなのかは公開されていません。
注目を集めるワケ
日本だけではなく、世界の音楽シーンを“イマ”賑わせているのは“日本の80s,90sシティポップ”
時代を超えて再注目されているこの“日本の80s,90sシティポップ”に目を付けたTokimeki Recordsは、今まで誰もカバーリリースしなかった曲ですらシンセサウンドを中心とした現代風なアレンジが注目を集めています。
そのカバー曲らはたちまち話題となり、2020年6月にリリースした“7インチレコード「OH NO,OH YES!」”は、発売前から話題となり即完売。さらにはオリコンチャートでは30位にチャートインしました。
また、Spotifyの人気プレイリストである“New Music Friday”にアジア9カ国でセレクトされるなど、特に海外からの注目度が高いことが特徴的。
Tokimeki Recordsの人気・おすすめ曲
MIND CIRCUS feat.ひかり
2021年1月2日にリリースされた楽曲
客演には、Tokimeki Recordsの“レギュラー客演”的な立ち位置で、ネオシティバンド・Mime(読み方:マイム)のボーカルとしても活躍する“ひかり”が迎えられています。
そんな本作は、かの有名なミュージシャン“坂本龍一”がプロデュースした“中谷美紀のデビュー曲「MIND CIRCUS」のカバー。
今までこの「MIND CIRCUS」をカバーリリースするアーティストいない中でのリリースになりましたが、坂本龍一はこれを絶賛。彼が出演するラジオ“RADIO SAKAMOTO”でもカバーについて触れ、話題になりました。
Plastic Love feat.ひかり
2019年8月21日にリリースされた楽曲
本作は、シティポップブームの火付け役・“山下達郎”がプロデュースした“竹内まりや「Plastic Love」”のカバー。
“竹内まりや「Plastic Love」”と言えば、日本でもトラックメイカー“tofubeats(読み方:トーフビーツ)”など、様々なアーティストがカバー。さらに、シティポップが再評価されるきっかけにもなった、まさにシティポップを代表する一曲です。
I’m in Love feat.ひかり
2021年2月10日にリリースされた楽曲
本作は、“亜蘭知子(読み方:あらんともこ)”の80年代の名盤と言われるアルバム「浮遊空間」の収録曲『I’m in Love』のカバー。
トラックには、80年代を代表する洋楽“ケニー・バーク「Risin’ To The Top」”と“メリー・ジェーン・ガールズ「All Night Long」”をサンプリングしており、まさに《80s和×80s洋》の決定版のリミックスとなっています。
Candy feat.Hannah Warm
2020年12月2日にリリースされた楽曲
客演には、シンガーソングライター・トラックメイカー・フィルムメーカー・デザイナーなど様々な顔を持つ“Hannah Warm(読み方:ハナ・ウォーム)”を迎えています。
そんな本作は、“具島直子の「Candy」”のカバー。「Candy」はシティポップブームの全盛期が過ぎた97年にリリースされた曲ですが、80sシティポップの雰囲気のあるアレンジが魅力的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
“Early Noise 2021”に選出されたこともあり、かなり注目度の高いTokimeki Records
80年代・90年代の名曲らをカバーしているので、懐かしくてテンションの上がる方がいるのはもちろん、当時の曲を全く知らなくても“新しい曲”として楽しめるカバー曲が魅力的です!
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