こんにちは、乱太郎です。
好きなアーティスト同士のコラボや、有名アーティスト同士のコラボはテンションが上がるもの。
さらに、《コレクティブ》という形を取る場合、普段別々で活動しているアーティストが複数集まり一つの楽曲を作り上げる事で、普段見れない“豪華な一曲”が生まれる事もしばしばあります。
そこで紹介したいコレクティブは《HOTEL DONUTS(ホテルドーナツ)》
どんなメンバーがどんな楽曲を作っているのか、詳しく書いていきます!
HOTEL DONUTS(ホテルドーナツ)とは?
HOTEL DONUTS(ホテルドーナツ)とは、2019年に結成した《FEEL GOOD コレクティブ》
chelmicoなどにトラック提供している事で知られる、DJ・トラックメイカーの《%C(パーシー)》ことTOSHIKI HAYASHIと、自主レーベルを立ち上げるのなど精力的な活動をしているラッパーの《maco marets(マコマレッツ)》を中心として立ち上げられました。
レディとジェロメンになる背伸びのシーズン。
HOTEL DONUTSは、あの子に会う時、あそこに行く時、一世一代の手前みたいな日々に転がってるシチュエーションに向かうユラユラしたひと時をロマンスに変えるお手伝いをしています。
コレクティブの活動方針はこの様に謳っています。
このワクワクとした場面を音楽でどの様にして表現しているのか、実際の曲を見ていきましょう!
HOTEL DONUTS(ホテルドーナツ)の人気・おすすめ曲
コンビニエンスボーイ
2019年10月23日にリリースされた1stEP《コンビニエンスボーイ / インソムニアガール》に収録されている楽曲
参加メンバーは以下の通りです。
【山田大介】は、ヒップホップユニット《JABBA DA FOOTBALL CLUB》のメンバーである、ノルオブのソロ名義です。
では、歌詞を抜粋してどんな曲なのか見ていきましょう。
《“「月が綺麗ですね」だなんて ちょけてみるしか出来ない”》
夏目漱石が生んだ愛の告白「月が綺麗ですね」、この言葉を冗談交じりに使ったりして、女性の心を探っている男性。
好きだということをストレートに伝えられない男性は、次第に女性にとって都合の良い『コンビニ』の様な存在になってしまいます。
《“僕が答えを求めたら 終わることも分かってる”》
都合の良い男ではいけない事は分かってはいるけど、女性と会えなくなる方が嫌だ。
そんな正解の無い、複雑な恋を男性目線で歌われた一曲です。
インソムニアガール
1stEP《コンビニエンスボーイ / インソムニアガール》に収録されている楽曲、こちらのメンバーも『コンビニエンスボーイ』と同じ面々が参加しています。
本作は、『コンビニエンスボーイ』とは反対で女性目線の恋愛が描かれています。
《“ねえ 違う人のとなりにいても 誰かの中 君を探してる”》
男性と別れたのでしょうか、しかし他の男性と一緒にいても、思い出してしまう“アノ”男性。
《“新しい私にしてよ これでもかって言うくらいに壊れたい”》
前に進みたい気持ちがあるけれど、なかなか現状から抜け出せ無い気持ちが受け取れます。
この現状から抜け出せない女性を、寝れない事。つまり《インソムニア(=不眠症)》に例えて歌われている一曲です。
さよなら未来 feat. mabanua
2020年6月26日にリリース
本作は、音楽レーベル『origami PRODUCTIONS』が、ライブができず収入に困っているアーティストに向けて、無償で楽曲を提供する事で手助けをしようと立ち上げたプロジェクト、《origami Home Sessions》とのコラボ楽曲。
参加メンバーは以下の通りです。
さて、はじめに本作のビートについて書いていきます。本作のビートは、《origami Home Sessions》にて、音楽プロデューサー『mabanua(マバヌア)』が無償提供しているトラックをDJ・ビートメイカーの『ryutaro murata』がアレンジしたものが使用されています。
なので、《origami Home Sessions》の利用規約にある通り《feat. mabanua》と表記されているという事です。
では続いて歌詞に込められたメッセージを見ていきましょう。
何かとネガティブな時代柄、“イマ”を見ていると苦しいこともたくさんあります。
そんな時代だからこそ《“また3020年にケンカしよう”》や《“化石になっても愛し合おう”》といったフレーズを使い、未来への愛を歌ったポジティブな一曲です。
Phones feat. Kan Sano
本作も《origami Home Sessions》とのコラボ楽曲、2020年4月24日にリリースされました。
参加メンバーは以下の通り。
キーボーディスト・プロデューサー『Kan Sano』が無償提供しているトラックを、『TOSHIKI HAYASHI(%C)』がアレンジしたものが使用されています。
《“また2時間後に会おうって約束したことさえ 忘れてしまうような日常が恋しい”》
今まで当たり前だった会話が出来なくなった自粛期間、スマホで大切な人とは繋がっていても、やっぱり直接会いたいものでした。
そんな、スマホでの距離と現実の距離とのギャップに、もどかしさを感じている一曲です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コレクティブという集団だからこそ見れる豪華なコラボが魅力的な《HOTEL DONUTS》。
特に、『origami PRODUCTIONS』とのコラボ楽曲でテンションが上がった方も少なく無いはずです。
まだそれほど有名なコレクティブでは無いのですが、人気が出るのも時間の問題だと思います。
今のうちから要チェックです!!
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