こんにちは、乱太郎です。
HIPHOP好きの中でも唯一無二のカッコ良さで好評を得ているラッパー《Daichi Yamamoto(ダイチヤマモト)》をご存知でしょうか?”ラッパー”としてのイメージが強い彼ですが、実は本職は“ラッパー”ではないのかもしれません。
詳しくみていきましょう!
Daichi Yamamotoとは?
Daichi Yamamotoは、1993年3月14日生まれ(年齢:28歳)、京都で生まれた日本人の父とジャマイカ人の母を持つラッパー・インタラクティブデザイナー。
2012年からはイギリスのロンドン芸術大学にてインタラクティブ・アートを学んだ後、2017年10月に日本へ帰国。
そこから日本での本格的にラッパーとして活動を始めました。
将来の夢は漫画家
彼の父親は、1986年に日本初となるレゲエバー“Rub A Dub”をオープン。さらに1990年には、老舗クラブ“CLUB METRO”をオープンさせた《ニック山本》
音楽に精通した父親を持つ彼は、もちろん小さい頃から音楽が身近にある生活をしていましたが、自ら音楽をしたいとは思っていませんでした。
というもの、中学生の頃から漫画が好きだった彼の将来の夢は“絵描き・漫画家”だったからです。
HIPHOPとの出会い
彼がはHIPHOPを聴き始めたのは中学生の時。兄と姉の影響でアメリカのHIPHOPを聴き始めました。
日本のHIPHOPを聴き始めたのは、高校生の時に(父がオープンさせた)CLUB METROで《Shing02(読み方:シンゴツー)》のライブを見たこと。
6、7歳の時にジャマイカに住んでいたこともあり、HIPHOPのイメージが“ギャングスタラップ”のイメージがあった彼にとって、日本のHIPHOPで歌われているハードなラップの内容がピンときませんでした。
しかし、Shing02の日常的なラップを聴いた時に初めて彼の中で“日本”と“HIPHOP”が繋がり、日本のHIPHOPを掘り下げるようになります。
ラップを始めるきっかけ
`彼がラップを始めるきっかけになった人物は、HIPHOPバンド・瘋癲(読み方:ふうてん)のMCである《B-BANDJ(読み方:ビーバンジー)》
B-BANDJがよく家に遊びにきていたのが出会い。
DJをしているDaichi Yamamotoの兄に対し、B-BANDJがDJをレクチャーしている流れで「ラップをしてみろよ」と当時18歳くらいの時に(B-BANDJから)言われたのが、ラップを始めたきっかけです。
本職はラッパーではない!?
ラッパーとしての一歩を踏み出した彼でしたが、やはり“アート”への気持ちの方が強く、大学ではインタラクティブアートを学ぶことに決めました。
複合的なアートを学ぶインタラクティブアートでは、デザインや映像だけではなく、音楽を学ぶこともできました。さらに、ロンドンでは日本より音楽が身近にあることやなどもありいろんな刺激を受けました。
そうしてたどり着いたのが、漫画家でもなく音楽でもない。“インタラクティブアート”
なので、彼はインタラクティブデザイナーとしてラップをしているという表現が合っているのかもしれません。
Daichi Yamamotoの人気・おすすめ曲
上海バンド
2019年3月8日にリリースされた楽曲
本作は、彼が“キーソング”と語るように、メッセージ性を先行させて等身大の自分が出せた初めての曲だと言います。
低音〜高音へ移り変わる変幻自在なラップや、グルーブ感はどれをとっても至高。
彼の音楽を知るには外せない一曲です。
Let It Be Feat. Kid Fresino
2019年9月4日にリリースされたアルバム『Andless』に収録されている楽曲
客演には、ラッパー・DJ・トラックメイカー“Kid Fresino(読み方:キッドフレシノ)”を迎えています。
『Kid Fresinoが参加しているからこの曲を聴いた』
このような方も多かったはず。
しかし、本作の軽快なビートに乗せたDaichi Yamamotoのラップに心を掴まれた方も多いのではないでしょうか?
それくらい衝撃的なカッコ良さのあるラップを聴く事ができます!
She II Feat. jjj
アルバム『Andless』に収録されている楽曲
客演にはトラックメイカー・ラッパーの“jjj(読み方:ジェイジェイジェイ)”を迎えています。
2人の出会いは、Daichi Yamamotoがロンドンに留学中に制作したビートをjjjに送ったこと。
「音源を聞いて欲しい」といろんな人から音源が送られてくる中で、jjjはDaichi Yamamotoのビートを気に入ったことをきっかけに今回のコラボが実現しました。
まさにDaichi Yamamotoの実力で掴んだコラボ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
HIPHOP好きにはたまらないカッコ良さを持つDaichi Yamamoto
今後更なる飛躍が予想できる彼をチェックしてみてください!
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