こんにちは、乱太郎です。
アイドルグループ『我儘ラキア』に所属、MCバトルにも出場するなどアイドルラッパーを代表する《MIRI》ですが、彼女がラップを始めたきっかけがかなり意外でした。
そんな彼女について詳しくまとめていきます。
MIRIとは?
MIRIは、1998年3月28日生まれ(年齢は22歳)、静岡県出身のアイドル・ラッパー。
『ライムベリー』というアイドルグループの活動を経て、2019年7月からは『我儘ラキア』というアイドルグループを中心に、MCバトルなどラッパーとしても活躍しています。
本名は櫻井未莉(さくらいみり)
ラップを始めたきっかけ
元々彼女は2010年から『usa☆usa少女倶楽部』というアイドルグループで、“アイドル”として音楽活動を開始します。
その後、2011年9月には派生ユニット『ライムベリー』のメンバーに選出。今までラップとは無縁の生活をしてきた彼女でしたが、『ライムベリー』のコンセプトが“ラップ×アイドル”だったので、“アイドルラッパー”としてスタートすることになります。
ラップの“師匠”
彼女はいきなりアイドルユニットとして“ラップ”をすることになったので、もちろんラップに関しては右も左も分からない状況。
楽曲でのラップに加え、“MCバトル”の出場も考えていた事もあり、“フリースタイル”の練習も必要な状況でした。
そこで、ライムベリーの運営が「MIRIにラップを教えて欲しい」と依頼したのが、前髪で顔を隠している姿が特徴的なラッパー“ハハノシキュウ”でした。
大人が出ろ出ろと
MIRIがMCバトルに出場しようとしている事を聞いたハハノシキュウは「自分で出たいと思ったの?」と質問をします。この質問に対してMIRIは「大人が出ろ出ろ言うから」と返事。
そう、彼女はラップを始めた頃は“ラップをやらされていた”のです。
しかし“ライムベリー主催のイベント”で、ゲストとして呼ばれていたハハノシキュウとあっこゴリラとの3人での“フリースタイルセッション”で放った《高校生ラップ選手権に出場してやる!》という発言から、だんだんと自分の気持ちでラップをするようになりました。
アイドル初のMCバトル
彼女が“女性アイドルとして初めてMCバトルに出場した大会”が、2015年12月17日に開催された《戦極MC BATTLE13章》
結果は初戦敗退でしたが、この大会は全国から凄腕ラッパーが出場していた事もあり、鮮烈なデビューになったことは間違いなかったでしょう。
さらには、2017年1月29日に開催されたフィメール・ラッパーの頂点を決める大会《シンデレラMCバトル》では“準優勝”
MCバトルを通じて彼女のラップを腕が上がっているのはバトルの結果を見ても一目瞭然です。
ベストバウト
VS 9for
『戦極MC BATTLE JOYSOUND杯』でのバトル
JOYSOUNDでバトルビートが配信される事を記念した大会なので、割と緩めのバトルが多い中、このバトルは少し違いました。
『スキルで証明てさ口ずさもうぜ“着地が完璧内村航平”』
『お前がアイドルラッパーで何者なんだ“今年はMIRIより橋本環奈”』
など、9for(読み方:ナインフォー)のバチバチのパンチラインが強烈な一戦!
また、このバトルで使われているビートは、TikTokの“素人ラッパー”でも流行っている《Touch B / hokuto》です。
VS だーひー
『U-22 MCBATTLE 2019 FINAL』でのバトル
22歳以下のラッパーが集結している本大会での、このバトルでは“MIRI史上一番の強烈なディス”が見る事ができます。
また、先ほどのバトルで9forが放った「今年はMIRIより橋本環奈」を、だーひーがサンプリングした『今年はMIRIよりやきそばパンマン』というパンチラインにも注目です!
VS BATTLE手裏剣
『戦極MCBATTLE ROYALE2019 in文化祭』でのバトル
バチバチなバトルになればなる程、相手のバース中に言葉を発するのは嫌がられる行為ですが、この試合で一番盛り上がったのはその“嫌がられる行為”でした。
BATTLE手裏剣の『フランケンどこ行った?』というバース中のフレーズの後に、MIRIが『…知らない』と言ったのです。これが見事な“音ハメ”になっていて大盛り上がりを見せました。
これは“文化祭”という緩めの大会だからこそ見れるセッションのようなバトルです。
MIRIの人気・おすすめ曲
Diary
2020年12月25日にリリースされた楽曲
元々は、我儘ラキアのミニアルバム『WAGAMAMARAKIA』の特典DVDにだけ収録される予定だった曲でしたが、せっかく作詞・作曲も手掛けたという事でソロ名義の曲としてもリリース。
そんな本作では『自粛期間中に感じた事』をテーマにしており、ラッパーとしてのMIRIのカッコよさが凝縮された一曲です!
OHYASUMI
2016年3月3日にリリースされたアルバム『”hiphop”ト名乗ッテモイイデスカ』に収録されている楽曲
レジェンド的ラッパーであり現在はYouTuberとしても活動している“晋平太”を客演に迎えています。
そんな本作は、働く人への応援歌となっており晋平太のグルーヴィーなバースにも注目の一曲!
IT WAS GOOD DAY
アルバム『”hiphop”ト名乗ッテモイイデスカ』に収録されている楽曲
本作では、高校生を“アイドル”として過ごした彼女が高校時代を振り返っており、“普通の高校生”である彼女の思い出が歌われています。
誰もが感じるキラキラしていた高校時代を思い出して切なく感じる一曲です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
日本のアイドルラッパーを代表する存在である《MIRI》
特にMCバトルではアイドルMCとして道を切り開いて行きました。
年々ラップが上手くなっていく彼女に“ラップスキル”にも注目です!
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