こんにちは、乱太郎です。
世界的にも大人気になったYOASOBIの幾田りらも所属するグループ“ぷらそにか”出身のシンガーソングライター《eill(読み方:エイル)》をご存知でしょうか?
飾らない等身大の歌詞が若い世代を中心に共感を集めている、まさに新世代を代表するシンガーである彼女の魅力に迫ります!
eillとは?
eillは、1998年6月17日生まれ(年齢:22歳)・東京出身のシンガーソングライター。
シンガー等によるセッションがYouTubeで大人気の《ぷらそにか》のオリジナルメンバー“ENNE(読み方;えね)”として2017年9月まで活動。その後、2018年6月に“eill”としてデビューしました。
音楽のルーツ
彼女は、J-POPやK-POPはもちろん、HIPHOPやR&B、ジャズなどもルーツにありますが、特に影響を与えた2人のアーティストをご紹介します。
まず1人目は、世界の歌姫『ビヨンセ』
元々”音痴”だったという彼女は、ビヨンセが主演を務める映画『ドリームガールズ』の同じくビヨンセが担当した主題歌の『Listen』を自分で歌えるように3ヶ月間、猛練習するほどでした。
2人目は、世界的人気を誇るシンガーの『クリスティーナ・アギレラ』
シェールとクリスティーナ・アギレラが主演を務める映画『バーレスク』でアギレラのことを好きになったというeillは、劇中でアギレラが歌っているブルース/R&Bシンガーの『エタジェイムズ』の曲を自身でも歌うようになったり、ジャズを聴くようになりました。
きっかけは“韓国アイドル”
彼女が小学生の時は、KARAや少女時代などの韓国のアイドルグループが流行っており、その影響で彼女も韓流ドラマを見たり、K-POPをよく聴くように。さらには韓国語の勉強もしました。
次第に韓国への愛が強くなると韓国アーティストへの関心が強くなり、TWICEなどが所属するJYPエンターテインメントのオーディションを受けるなど、中学生の頃は本気で韓国の歌手になる事を目指していました。
なので、彼女が作詞・作曲する楽曲には韓国っぽいサウンドが多くあるのです。
eillになるまで
彼女が自分で楽曲を作るようになったきっかけは、中学3年生の時のクリスマスプレゼントにキーボード・マイク・インターフェイスを買ってもらったこと。
高校生時代は『ENNE』という名義で活動しており、日本でいくつかのオーディションを受けるとそれに全て合格。さらに、2016年8月から2017年9月まで《ぷらそにか》の初期メンバーとして活躍し、2018年6月にeillとしてデビューしました。
eill(エイル)の人気・おすすめ曲
SPOTLIGHT
2019年10月23日にリリースされた1st.フルアルバム『SPOTLIGHT』のリード曲
音楽活動をしていく中で、1人で悩むことも多かったというeill。そんな時にバンドメンバーが掛けてくれた“信じている”という言葉に救われました。
それが『そんな時君は言ったよね 強くなろうとしなくていいよ 本当は信じてる』という歌詞。
このようなアーティストとして悩み、考えてきた彼女なりの“音楽でしたいこと”が歌われた一曲です!
FUTURE WAVE
2018年10月3日にリリースされた1st.ミニアルバム『MAKUAKE』もリード曲
“次の時代を作っていく”というテーマで作られた本作では、英詩が多いのが特徴的で、サウンドもK-POPっぽさを感じるダンスチューン!
あえてレトロチックに仕上がっているMVは、数多くのMVを手がける鬼才・“マザーファっ子”が手掛けています。
MAKUAKE
2018年6月13日にリリースされたデビュー曲、1st.ミニアルバム『MAKUAKE』の表題曲でもあります。
実はこの曲はeillがどうしても20歳になるまでにデビューしたいという気持ちから、2週間ほどで完成させました。というのも、eillとしてデビューするにあたり2年ほど試行錯誤を繰り返しており、なかなかデビューできていなかったからです。
そんな彼女のeillとしての“幕開け”を表現したキラキラした一曲!
HUSH
2018年7月18日にリリースされた2ndシングル
音楽プロデューサーとしても知られる、LUCKY TAPESの“高橋海”がプロデュースしました。
そんな本作は、小松菜奈と大泉洋が出演する映画『恋は雨上がりのように』から影響を受け“年上男性との恋愛”が歌われています。
“体が説明してるでしょ”や“溺れさせて”など、大人っぽい歌詞にも注目の一曲!
721
2017年12月にSoundCloudで公開された楽曲
韓国のヒップホップアーティストの“RHEEHAB”と“OCEAN”を客演に迎えています。
この2人とコラボするきっかけは、eillがSoundCloudでたまたま見つけた2人の音楽を聴き『一緒に曲を作りたい!』と思ったこと。
初めはメールでのコンタクトを試みましたが返事はなかったので、なんと2人に会うために韓国へ行きました。そこでようやく2人と会う事ができ、コラボすることになりました。
ちなみに、タイトルの『721』という数字は、東京と韓国の距離“721マイル”から付けられました。
踊らせないで
2020年7月1日にリリースされたシングル
世間体や誰かの価値観に縛られて生きるのではなく“自分は自分のままで良いんだ”と思わせてくれる、疾走感のあるアーバンなポップミュージックが魅力的なダンスチューン!
また、一般応募から集まった総勢189名によるダンス動画も話題になりました。
片っぽ
2020年11月4日にリリースされた楽曲
“片想い”している気持ちが歌われている本作では、『好きという気持ちを自分の中に留めておくのも一つの愛の形』という彼女のメッセージがこめられています。
なので、悲しい歌詞でありながら『これで良いんだ』と包み込んでくれるような優しさのある一曲です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
等身大の歌詞であったり、様々な音楽をルーツに持つ彼女だからこそ作れるジャンルレスな音楽だったりと、たくさんの魅力を持っているeill
間違いなく、これからの音楽シーンを担っていく存在になる彼女を要チェックです!
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