こんにちは、乱太郎です。
「千と千尋の神隠し」のBGMをサンプリングしていることからも、Youtubeで話題になっている《TEN’s UNIQUE「Lonely Night」》をご存知でしょうか？Youtubeにしか公開されていないこともあり、まさに知る人ぞ知る名曲ですが、『どこを探しても歌詞がない！』なんてお困りではないですか？
この曲、歌詞が分からなくても、チルな雰囲気や心地いい歌声から最高の一曲なのは間違い無いのですが、歌詞が分かるとさらに楽しめる一曲となっています！
そこで、「Lonely Night」の歌詞をご紹介するとともに、歌詞の意味なんかについても触れていこうと思います。
TEN’s UNIQUE-Lonely Night
「Lonely Night」の歌詞解説
yo久しぶりに舞い降りたここ
安らぎを感じていたところに
MoonとStarが輝く場所
変わってないな俺らの居場所
ある日のあの出来事で
現実から逃げたくなるね yeah
家にいてもぐーたらしたくて
余計なことを考え込むだけ
休みの日にはあれこれしたくて
明日の予定は未だに未定
仕事のことは思い出したくねぇ
出来れば時計の針もみたくねぇ
何をすればいいとかわかんない
謎にみちうち溶けて行くOne Night
愛し合う夢の道へご案内
今日楽しんだら明日まで bye bye
“俺らの居場所”これは彼が生まれ育った泉州・岸和田のこと。
ある日、悪い出来事が起こってしまい、何も考えたくはないけど、余計なことばかり考えてしまう。そんな憂鬱になる日々を過ごします。
しかしそこに、彼が幼い頃から親しんできたレゲエの“愛”の道へ案内されます。
Goodbye, Alright, Lonely Night
来る日も来る日も
全てつまんない ことなんてないから
すぐ笑って Keep your head up, head up
（繰り返し）
そしてこの明るい未来が歌われているポジティブなフック。
“Goodbye, Alright, Lonely night”は「孤独な夜でも大丈夫だよ」的なニュアンス
“Keep your head up”は「元気だしなよ」という意味です。
Long time no see you
夜空に流れた星を探すwe you
1人が寂しいから
誰かと共に歩いていく
何も無いあの一時は何故か
安らぐよ
どこも誰もいないとこまで
走ろう
時にうるさく聞こえる悲鳴
騒がしい街がなにか嬉しくて
止まることのできない道へ
進めば何かが見えてくるって
こんな時間ならslow wow wow
に揺られる音に身を任せよ
こんな時間でもslow wow wow
に揺られる自分を愛してよ
“Long time no see you”は「久しぶり」という意味。
このバースでは“愛”によってポジティブな思考に慣れていることが分かります。
“安らぐよ”や“走ろう”の部分でのグルーブ感も特徴的。
Goodbye, Alright, Lonely Night
来る日も来る日も
全てつまんない ことなんてないから
すぐ笑ってKeep your head up, head up
（繰り返し）
またあなたが夜の街へ
出ていく後ろ姿に
今日もどこからか聞こえるよ
星が流れ月が照らす
まだ明日がくるかなんて
今は忘れていたいから
今日もどこからか聞こえるよ
街の声に静かな風
最後のバースでは、また“孤独な夜”が訪れますが、ネガティブな雰囲気はあまり感じず、静かで孤独な夜に浸っている感じがします。
このバースのリリックは、MVに使われている「千と千尋の神隠し」の画像と完全にリンクしています。この情景に重ねて聞くとさらに世界観に浸れると思います！
Goodbye, Alright, Lonely Night
来る日も来る日も
全てつまんない ことなんてないから
すぐ笑ってKeep your head up, head up
（繰り返し）
曲を聴いて感じたこと
この「Lonely Night」の最大の特徴といえば、やはりジブリの名作「千と千尋の神隠し」のBGMをサンプリングしているところ。
しかも、ただサンプリングしてラップを乗せているだけでは無く、「千と千尋の神隠し」の映画の雰囲気だったり、主人公・千尋の心情だったりをうまく歌詞で表現されています。
さらにそれだけではなく、彼の生まれ育った音楽の街“岸和田”での出来事であったり、小さい頃から聴いていたレゲエから学んだ“愛”であったりと、彼らしさも曲の中に入っています。
ビートの版権の問題もあり、Spotifyなどのサブスクでは聴けない曲ですが、Youtubeでは100万回再生突破しており、まさに知る人ぞ知る名曲と言えるでしょう！
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