こんにちは、乱太郎です。
独特のワードチョイスや、リズムで多くの人が中毒になっているシンガーソングライター《悒(ゆう)うつぼ》彼の使っている言葉や、言葉遊びは海外の人には難しいにも関わらず、海外からの人気も絶大です!その魅力に迫っていきます!
悒うつぼとは?
本日8/13(火)の19:00に新曲のMVを投稿します。どうぞよろしく。 pic.twitter.com/GFblorHWY4
— 悒うつぼ (@uutubo) August 12, 2019
悒うつぼは、2018年5月からMVを投稿し始めたシンガーソングライター。ニコニコ動画・YouTubeなどの動画配信サービスを中心に活動しています。
また本職が別にあると公言している事から、顔や名前などの個人情報がほとんど明かされていないアーティストとしても知られています。
ちなみに、彼を象徴する独特なイラストは『谷口 修』というイラストレーターが書き下ろしています。
悒うつぼの楽曲紹介
籠り唄
2018年5月6日に公開された楽曲
『籠り唄(読み方:こもりうた)』では、子供を寝かしつけるために暗示をかける“子守唄”の意味と掛かっており、家に籠っている自分に“暗示”を書けるような歌詞になっています。
“例えば〇〇”という理想はあるけれど、現実は家に籠っている。といった誰にでも当てはまりそうな人間性を感じる一曲です。
落魄フード
2018年9月30日に公開された楽曲
『落魄(読み方:らくはく)』した人間を食べ物に比喩して歌われています。
本作では、『“誑かしは効かぬ薬と笑えなくても笑い事”』という歌詞の中に“効かぬ薬”と“クスリと笑えなくて”という2つの意味を持っていたり、曲終盤の『“生きる意味で金を買わせてはくれないか”』という彼の完成だからこそ書ける歌詞に注目です!
埖
2019年3月10日に公開された楽曲
この『埖(読み方:ごみ)』という曲、歌詞の内容がかなり抽象的でどこかぼんやりしています。
ですが“命”をテーマにしていると考えれば腑に落ちる部分が多々あります。例えば『何処に向かえば生き易い』という歌詞や、MVの1分23秒の部分で階段にあえて“上り専用”という文字を入れています。なのでこれには意味があり、天国への道とも受け取れる表現です。
このように人によっていろんな解釈ができると思います!
洟垂れ天狗
2019年8月13日に公開された楽曲
『洟垂れ天狗(読み方:はなたれてんぐ)』というタイトルは、『洟垂れ』という“未熟者”を指す言葉と、『天狗』という“慢心”を指す言葉が組み合わされており、鏡の中の自分と対話している歌詞など、自分への戒めが歌われています。
また、かなり変則的なリズムが中毒性の強い曲となっています。
てねてね
2020年3月28日に公開された楽曲
『てねてね』では、ほとんどの歌詞が起きて・働いて・食って・寝ての4語で構成されています。
歌詞を見てみると、『起きて働いて食って働いて食って寝て』を5回繰り返した後に、『寝て寝て寝て寝て』というパートが繰り返し歌われており、これは平日5日と休日2日を現した数である事がわかります。
つまり、生活をたった4語で表せるほど“薄いもの”になっている現代の働き方に対し、警笛を鳴らしている一曲です。
幽栖
2020年7月19日に公開された楽曲
『幽栖(読み方:ゆうせい)』では、先ほど紹介した『てねてね』とは真逆のゆっくりとした時間が流れています。しかし、やっていることは“起きて・働いて・食って・寝て”の4つで『てねてね』と変わりません。
一見ストレスはなさそうな生活には見えますが、どこか寂しそうにも聴こえます。そんな、幸せとは何かを考えさせられる一曲です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
文学的なワードチョイスや、変則的なリズムだったりと“良い意味で変な曲”を作っている悒うつぼ
サブスクや、CDをリリースするなど、動画投稿以外でも楽曲をリリースし始めたので、今後更なる飛躍が期待できそうです!
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