こんにちは、乱太郎です。
最近Twitterで
#闇バイト
#裏バイト
こんなハッシュタグを偶然目にしました。
このハッシュタグで検索してみるとこんなツイートがありました。
いや、なんだこの怪しすぎるツイート、、、
しかし、こんな甘い言葉に騙されている人が実際にいるみたいなので、僕が実際にこのツイート主(以下詐欺師と呼びます)とコンタクトを取り、現実を見せていきたいと思います!
詐欺師が闇バイト、裏バイトを紹介する時の手口
こんにちは。内容聞きたくてDMさせてもらいました。
ご連絡ありがとうございます。○○と申します。早速ですがテレグラムやってますか?そっちで連絡したいので。
テレグラムってなんだよって思って調べたら匿名性のめっちゃ高いLINEみたいなSNSでした。(テレグラム自体には全く違法性はなく、真っ当なアプリです)わざわざ匿名性の高いSNS使う時点で怪しいですが、ここは一旦話に乗りました。
以下、テレグラムでの会話
まず名前、年齢、お仕事、お住まい、稼ぎたい額を教えていただけますか?
『なんで初対面でよくわからない奴にそんなこと言わなきゃならないんだよ』という気持ちをグッと抑えて適当に答えました。
雑学 乱太郎
23歳
サラリーマン
神奈川県
50万
ありがとうございます。では上のものに相談してみますので、少々お待ちください。
いや、じゃあお前誰だよ!!と思っていたらすぐに上の人から連絡がきました。
〇〇の方からいろいろ聞きました。いろいろ話したいので、電話していいですか?
はい、お願いします。
こうして、詐欺師と電話をすることになりました。
以下、通話
もしもし、□□です。乱太郎さんですか?
はい、乱太郎です。
早速お仕事内容なのですが、こちらの指示通りにお金を下ろしてもらうだけになります。いろんな場所のATM回ってもらうのですが、1日に50万は稼げます。
なるほど、ちなみに捕まった人とかいないんですか?
私の元では一人も捕まっていないので、指示に従っていただければ大丈夫です。
あと、仕事していただく時に保証金で20万円を預からせて頂いてますが、仕事が終わったら返却しますので、お願いします。
20万は用意できないです、、、保証金無しって書いてありませんでしたっけ?
あーあれは誰かこの仕事に紹介してくれれば保証金なしで大丈夫ってことです。
なので、乱太郎さんもTwitterで人探してくれれば保証金なくても平気です。
ここで最初に私に連絡とってきた人が詐欺師の被害者なのだと分かりました。
分かりました、ちょっと考えてみます。
分かりました。また連絡しますね。
無理にでも働かせようとしてくるので、こんなにスムーズに会話は進まなかったですが、何とか受け流して通話は終わりました。まあ内容はだいたいこんな感じです。
詐欺師と会話して分かったこと
僕は最初、誰もこんな怪しいのに騙されないでしょ。と思っていました。
ですが今回、出し子と言われる特殊詐欺(=振り込め詐欺)の勧誘の電話をしている際、詐欺師は「絶対に捕まらない」「ノーリスクで稼げる」という内容を言葉巧みに言ってくるので、もしかしたら高校生とか大学生なら騙されるかもな。と正直思いました。
実際、特殊詐欺グループに加担して捕まっているのは未成年や学生が多いみたいですしね、、、
話を聞いている限りだと、Twitterでは出し子と、受け子の募集が多いみたいです。
受け子とは、詐欺師が電話で騙した高齢者から現金やキャッシュカード、通帳を受け取る役目の人のこと。
出し子とは、今回私が勧誘されたもので、騙し取ったキャッシュカードや通帳を使い複数のATMから現金を引き出す人のこと。
つまり詐欺業者は自分たちが捕まるリスクを負わない為に、Twitterで不特定多数の人を高額な報酬を名目に集めて、特殊詐欺グループに加担させる訳ですね。
出し子、受け子などの特殊詐欺に加担してしまったら
当たり前ですが、騙し取る過程に関与してしまったら犯罪です。
『詐欺とは知らなかった』では絶対に済まされません。
では、実際にどのような罪になってしまうのか見ていきましょう。
✔︎騙した相手から直接現金を受け取る、受け子の場合
現金を直接受け取っているので、詐欺罪になります。
✔︎騙した相手から、キャッシュカードや通帳を受け取った場合
現金は受け取っていないので、窃盗罪になります。
✔︎騙し取ったキャッシュカードや通帳を使い現金を引き出した場合
直接現金を受け取っていないので、窃盗罪になります。
✔︎キャッシュカードや通帳を騙し取り、その後ATMで現金を下ろした場合
出し子と受け子両方に加担してしまうと、窃盗罪、詐欺罪どちらの罪にも問われることになります。
詐欺罪、窃盗罪に問われたら
このようにして、騙し取られたお金は暴力団や、犯罪組織の資金として流用してしまう為かなり厳罰化されています。
窃盗罪が成立した場合、10年以下の懲役、または50万円以下の罰金
詐欺罪が成立した場合、10年以下の懲役
このようになります。
複数関与している場合、一度不起訴になっても再逮捕されることがあります。
詐欺に加担してしまう原因
このような詐欺に加担してしまう人は恐らく、大金が目的なのではないでしょうか?
ですが、まずこれを考えてください
なぜお金が必要で、そのためのお金がなぜ足りないのか
理由は様々だと思いますが、まず根本の原因を改善していきましょう。
それでもすぐにお金が必要という方に向けて、短期間でまとまったお金を手に入れる方法をご紹介します。
・キャッシングローン
しっかりとした理由でお金が必要な場合、一時的にキャシングローンでお金を借りるのはいいと思います。返済計画を明確にして借りましょう。
・治験
治験では、泊まり込みの案件では協力金として数十万貰えることも少なくありません。時間に余裕のある方は治験に応募してみるのもいいと思います。
協力金は減ってしまいますが、2泊3日などの短期の案件もあるので自分の条件にあった案件があるかまず探してみましょう。
いくつかサイトに無料登録して自分にあった案件を探してみるのが良さそうですね。
まとめ
以上、特殊詐欺に関する記事でしたがいかがでしたでしょうか。
非常に厳罰化されていますし、詐欺グループに1度でも加担してしまったらあなたはもう詐欺グループの一員として周りから見られてしまいます。
大切な家族、友達を失いたくないなら、絶対に詐欺グループに手を貸すのはやめましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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