こんにちは、乱太郎です。
イマ音楽業界のトレンドの一つとして《ボカロP×歌い手》という組み合わせがあります。
その中でも、令和のヒットメイカーとして注目されているボカロP《くじら》をご存知でしょうか?彼の音楽的才能は言うまでもなく、特筆すべきは“歌い手を見る目”だと感じます。
そんなボカロP・くじらについて詳しくまとめていきます!
くじらとは?
おこめさん(@_oco_me_ )に似顔絵描いていただきました😭😭
— くじら (@WhaleDontSleep) June 13, 2019
むっちゃかわいい…!! pic.twitter.com/W63TnNTR9u
くじらは、作詞・作曲・編曲を自身で手がけるボカロP。性別は男性で、誕生日は3月2日ですが年齢は公開されていません。
くじら名義の楽曲だけではなく、他のアーティストへの楽曲提供や客演参加なども精力的に行っている、まさに今大注目のボカロPの一人と言えます。
また、最近トレンドの《ボカロP×歌い手》の組み合わせとして、《くじら×yama》が彼の代表的なコラボとしてあげられます。
ツイートのくじらさんの似顔絵イラストを書いたのは、イラストレーター“ocome”さん!
顔出しはしている?
インスタだと近況報告が割とポンポン載ってます🐋
— くじら (@WhaleDontSleep) March 6, 2020
今日はあることを頑張りました、乞うご期待…☺️ pic.twitter.com/ATXVSqvpfl
ボカロPと聞くと、なんとなく顔出しはしていないイメージがあると思います。
そのイメージ通り、くじらも顔出しはしていません。
しかし上記の投稿では、雰囲気が分かる写真を一枚だけ投稿しています。
歌も上手い!
しらスタ(@ryo_shiraishi )さん、実は高校生の時通ってたボイトレの先生なんですよね、、笑
— くじら (@WhaleDontSleep) May 27, 2020
今は全く面識ないのですが、何回か直レッスン受けてるので遠隔で僕曲褒められて照れてます、笑
紹介していただきありがとうございます…☺️https://t.co/t49lupJzQB
ボカロPとしての活動がメインのため見逃されがちですが、実は歌もかなりお上手です。
というのも高校時代には、歌唱力向上の為の動画をYouTubeに投稿している“しらスタ”の生徒で、直接ボイトレを指導してもらっていたからです。
くじらの声が聞ける曲はまだ少ないですが、自身の初の作品『アルカホリック・ランデヴー』のセルフカバーや、『絶え間なく藍色 / 初音ミク』のカバーなどで聴くことができます。
水槽とくじら(cover)
ベースも弾ける!
とうかさ(@toukasa_ )さんの『白い春』をベースで弾きました…🐋
— くじら (@WhaleDontSleep) August 29, 2020
ベースソロ良すぎて何回か失神しました、展開やばすぎてめちゃくちゃ好きな曲です、、🦷
原曲はこちら→ https://t.co/kDeUbSPavM pic.twitter.com/Be765ifnZZ
こちらも見逃されがちですが、Twitterの投稿ではベースも弾いています。ベースもかなりの腕前ですが、動画の後ろにはギターらしきものも見えます、、、いろんな楽器も弾けそうですね。
ちなみに彼は、Cubaseのベースアンプシュミレーターを使用しています。
Cubase純正のベーアンシュミです…👍本機がいい音するんですよ…
— くじら (@WhaleDontSleep) August 30, 2020
あのアーティストへの楽曲提供も!
くじらが楽曲提供しているアーティストと言えば、真っ先に浮かぶのが、シンガー“yama”
2020年を代表する一曲となった『春を告げる』をはじめとし、『クリーム』・『a.m.3:21』・『あるいは映画のような』・『Downtown』などの人気曲を楽曲提供しています。
他にも、“水槽”・“めいちゃん”・“しゅーず”・“ねんね”などの歌い手への楽曲提供。
さらに2021に入ると、北村匠海がボーカルを務めるバンド“DISH//”の『君の家しか知らない街で』への楽曲提供や、“MAISONdes”の『For ten minutes, for a hundred yen feat. さとうもか, くじら』では作曲を担当しました。
今まで歌い手中心に楽曲提供をしていましたが、バンドやシンガーソングライターへの楽曲提供も増えてきそうです。
くじら人気・おすすめ曲
金木犀 feat.Ado
2019年12月23日にリリースされた楽曲
客演には、『うっせえわ』でお馴染みのシンガー“ado(読み方:アド)”を迎えています。YouTubeでは1500万再生されている、くじらの代表曲。
ここで一つ注目して欲しいのが、本作を制作したのが2019年で、adoの名を一躍広めた『うっせえわ』をリリースしたのが、2020年ということ。
つまり、adoがまだ世間的には知られていない時から、くじらは彼女の魅力に気づいていたということです。
yamaの『春を告げる』も、くじらが楽曲提供した曲が日本を代表する一曲になったわけですし、くじらは新人アーティストの魅力を見抜く力にかなり長けていると言えます。
ちなみに、MVのイラストを担当したのは、イラストレーター“世津田スン”
ねむるまち feat.yama
2019年11月5日にリリースされた楽曲
客演には、お馴染みの“yama”を迎えています。本作を手掛けたのも、yamaの大ヒット作『春を告げる』リリースより前ということには驚きです。
大人になりきれないもやもやした気持ちが歌われており、憂鬱な夜を包み込んでくれるような優しい歌声が魅力的。
また、MVのイラストを担当したのは、イラストレーターの“コンノイタ”
アルカホリック・ランデヴー (2020 ver.) self cover
2019年4月3日にリリースされたくじらのデビュー作を、丁度1年後の2020年4月3日に“セルフカバー”という形で新たにリリースされました。
セルフカバーなので、もちろんボーカルはくじら自身が担当。
くじらの歌声を本作で初めて聴いたという方も多いと思いますが、普段はボーカルをしていないとは思えないくらいの高い完成度となっている一曲です!
MVのイラストは、イラストレーター“泳(えい)”が担当しています。
化粧と、feat.青虫
2021年2月18日にリリースされた楽曲
客演には、2020年12月26日にYouTubeで“歌ってみた”動画を投稿し、活動を開始した文字通り無名のシンガー“青虫”を迎えています。
くじらは、一体どこで青虫を見つけたのでしょうか?
考えられるのは、青虫が2021年1月14日に投稿した『金木犀 feat.Ado』の“歌ってみた”動画がきっかけである可能性が高いです。
ネットでは、Bishのメンバー“アユニD”の声に似ていると話題の一曲!
ちなみに、MVのイラストはイラストレーター“さわ”が手掛けています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ボカロPとして数多くのアーティストに楽曲提供をするほか、非常に新人アーティスト見極める能力のある、まさにヒットメイカーと呼べる存在のくじら。
彼に注目するのはもちろんのこと、彼の楽曲に参加しているアーティストにも注目してみると、今後大ブレイクするアーティストをいち早く発見できるかもしれません!
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