こんにちは、乱太郎です。
2007年から活動してきたガールズバンド「ねごと」
2019年に7月にファンから惜しまれつつも“解散”し、メンバーは各々新たな道へ進んだわけですが、ここでピックアップしていきたいのが「ねごと」のギター・コンポーザーを担当していた《沙田瑞紀(読み方:ますだ みずき)》です。
彼女は解散後、間もなくして音楽プロジェクト《miida(読み方:ミーダ)》を立ち上げました。
miidaとは?
miidaとは、2019年7月に解散したガールズバンド「ねごと」のギタリスト・コンポーザーとして知られる《沙田瑞紀》と、バンド「ecke(読み方:エッケ)」のドラマーとして活動している《sugawara》の2人によって結成した音楽ユニット。2019年10月4日のワンマンライブから本格的に活動を開始。
2020年2月14日に《sugawara》が、自身の環境の変化により活動が困難になったため脱退、よって現在は《沙田瑞紀》のソロプロジェクトとして活動しています。
結成のきっかけ
「ねごと」が解散が決定した2018年頃から、必然的に解散後に何をするかを考え始めた彼女の中で譲れないものは“音楽”でした。
そこで、解散後の活動に向けてとりあえず個人としての曲を作り始めた彼女は、その活動の中で『1人で作るのは違うなぁ、でもバンドも違うなぁ』と感じるようになり《ミニマムな体制》での活動をするというコンセプトが定まってきます。
さらにこのコンセプトに加え、『打ち込みではなく、生ドラムでライブをしたい』という思いがあり、一緒にプロジェクトをしてくれるドラマーを探していた時に思い付いたのが、以前一緒にバンドを組んでいてそこから交流のあった《sugawara》だったということです。
メジャーからインディーズのシーンへ
メジャーのシーンで活躍してきた彼女(ねごと)は《ソニー・ミュージックアーティスツ》という事務所に所属していました。
解散後もそのまま事務所に残って活動していくのかと思いきや、彼女は事務所を辞めてインディーズのシーンで活動していくことを決めます。これには事務所の人も『なんで(事務所に)残らないの?』と声をかけるくらい挑戦的な決断でした。
確かに事務所に所属して活動した方が、色々と活動を進め易いはずです。ではなぜ彼女はインディーズのシーンに身を置くことにしたのでしょうか?
それには「ねごと」の活動が深く関係しています。
というのも、2008年に「ねごと」は《音楽の甲子園》と言われた10代のアマチュアアーティストが競い合うロックフェス『閃光ライオット』に出場すると、審査員特別賞を獲得。たくさんの人に支えられ”飛び級”でメジャーデビューしました。
つまり、「ねごと」はインディーズの活動はもちろん、自分たちでバンドを動かした経験がありませんでした。
なので、彼女の中には『音楽を1から自分で作り上げてみたい』という思いが芽生え、それを実現するために無所属として活動し、インディーズのシーンに身を置くことを決めました。
miidaの人気・おすすめ曲
utopia
2020年8月26日にリリースされた1stミニアルバム『utopia』の表題曲
学生時代の甘酸っぱい思い出をテーマに制作された本作、「好きな人と同じバンドのことを好きだけど、なかなか声をかけられない」そんなもどかしくも甘酸っぱい恋から始まる恋模様が歌われています。
また、ビデオグラファーの前川まりなが監督を務め、miidaとしては初となる本作のMVは、《筆箱》や《オセロ》などを映し出した懐かしさを感じるシーンが特徴的な映像に仕上がっています。
wagon
2020年2月14日にリリースした楽曲
《sugawara》がmiidaとして初めて作詞作曲を手掛けた曲であり、この曲をもって脱退となりました。
なので、本作は《sugawara》の脱退の記念に作られた曲、、、ではなく結成当初に制作されていた曲です。しかし脱退のタイミングで《sugawara》作詞作曲の楽曲をリリースするのは何かリスペクトを感じますね。
独特のリズムが繰り返し使われており、壮大な夜の都会を思わせる一曲です。
grapefruit moon
2019年11月15日にリリースされた1stシングル
曲が作るのが楽しくて熱中してしまい、寝ずに夜中まで作業することもよくあり体の不調を感じていた沙田、そんな彼女は《OKAMOTO’S》のギタリストであり、旦那のオカモトコウキの気遣いによりそれを改善。
そこから寝る大切さを改めて感じ、《大切な人が、夜に健やかに寝れるように》と願いを込めて制作された一曲です。
まとめ
いかがでしてでしょうか?
「ねごと」としてメジャーで活躍していた彼女が、インディーズのシーンに身を置き、1から音楽を作っているプロジェクト《miida》
「ねごと」からのファンはもちろん、miidaから知った!という方も全員が楽しめる楽曲だと思います。
まだ結成一年ほどのプロジェクト、今後の活動がさらに楽しみです!
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