こんにちは、乱太郎です。
“長澤まさみ”に似ている事でも話題のラッパー《鈴木真海子》ラップユニット“chelmico”では見ることのできない、“ギャップ”がたくさんです!
鈴木真海子とは?
鈴木真海子は、1996年6月26日生まれ(年齢:24歳)で東京出身のラッパー。ラップユニット“chelmico(読み方:チェルミコ)”のMamikoとしても活動。
また、2018年8月8日には“chelmicoとして”メジャーデビューも果たしています。
近所の女の子に憧れて
彼女は東京の田舎に生まれたことや、家から1時間ほどの場所にある私立の学校に通っていたこともあり、地元に住んでいる友達が少なく、近所に住んでいた4歳年上の女の子が遊び相手でした。
その女の子が“ピアノ”を習っていたことに憧れて、鈴木真海子もやりたいと思い親にお願い。8歳の時からピアノを習い始めます。しかし、発表会が嫌いすぎて15歳の時に辞めてしまいます。
また、ピアノに並行して小学4年生から6年生まで小学校の”マーチングバンド”に入って“トロンボーン”を吹いていました。
周りとは違う音楽が好き
彼女が学生時代に聴いていた音楽は、(ヒップホップやオルタナティブロックなどを聴いていた)“2人の兄”の影響がかなり大きく、その影響で彼女も“相対性理論”や“ゆらゆら帝国”など、同世代の子が知らなそうな音楽を聴いていました。
しかも、通っていた学校は《普通が正義》みたいな空気のある学校だった為、音楽の授業のアンケートで“好きなアーティスト”を答える時には『西野カナが正解かな?』など、周りのみんなが聴いている音楽に気を遣って答えるほど、音楽の趣味を周りにはあまり打ち明けていませんでした。
RIP SLYMEを“再発見”しラップを始める
“RIP SLYME”や“KICK THE CAN CREW”、“Def Tech”などのCDが自宅にあった為、小学生の頃からヒップホップもよく聴いていた彼女は、中学生の時に“RIP SLYME”を再び聴き始めます。
彼女にとって“RIP SLYME”はまさにアイドルで、彼らに憧れて歌詞カードを見てラップをマネするようになります。
しかし、高校生になって友達とカラオケに行っても、「恥ずかしい」という気持ちからラップは歌わず、あくまでラップは“自分だけの楽しみ”でした。
Rachelと“運命的な出会い”
彼女が高校2年生の時、写真を撮っていた友達のモデルとして呼ばれた彼女は、撮影の現場で同じくモデルとして呼ばれていたRachelと初対面。つまりchelmicoの2人はお互いの共通の友人をきっかけに出会うことになりました。
お互い人見知りだったこともあり、初めから仲良く。という風にはなりませんでしたが、2回目の撮影の現場で2人の距離は一気に縮まります。
そのワケは、お互いが“RIP SLYME”を好きだと知ったこと。撮影中にBGMとして流れた“RIP SLYME”をきっかけに仲良くなり、2人は高2、高3とよく遊ぶようになりました。
本当にしたいことってなんだろう、、、
高校3年生の時、写真や映像が好きだった彼女は“美大”に行くために受験勉強をする日々を過ごしていました。
そんなある時、Rachelから「一緒にラップやろう!」と誘われます。受験期ということもあり、もちろん断ったのですが、思春期特有のモヤモヤした感情があり“全てをぶち壊したい”という気持ちで、一度は断ったRachelからの誘いを“一回だけ”と決めて承諾。
《一回きりのchelmico》が結成します。
そして初舞台となったのは渋谷パルコで開催された“女子文化祭”と称した『シブカル祭。』
ここでの経験で『何か変えられるかも』と確かな手応えを得ました。
しかし、美大の受験は失敗。浪人生活が始ります。
大学に合格するも
浪人して再び大学を目指して勉強するワケですが、並行してchelmicoの活動も続けることにしました。
次第に『Rachelと何かがしたい』という気持ちが強くなり、大学に行かない選択肢を考えます。このことを両親に伝えると、母親に猛反対を受けます。
なので、親のためを思い大学には進学しましたが、やっぱりchelmicoを本気でやりたいという気持ちが強く、半年で大学を辞める決断をします。
彼女が初めて熱意を持ってやり続けたいと思えたのが《Rachelとラップをする事》でした。ネットでは“同志社大学”に通っていたのでは?と言われていますが、これは本人がTwitterで否定しています。
鈴木真海子の人気・おすすめ曲
Summer Situation
2017年12月10日にリリースされた、MPCプレイヤー“STUTS(スタッツ)”・TOKYO HEALTH CLUBのMC“SIKK-O(シッコ)”そして鈴木真海子の3人のコラボEP『ALLSEASON EP.』に収録されている楽曲。
寒空の下で“夏”を思い出すノスタルジックな本作は、MVを冬の江ノ島で撮影したチルナンバー。
二度と見れないかもしれない“豪華コラボ”は必聴です!
Contact
2017年6月21日にリリースされたEP『Deep green』に収録されている楽曲
本作は、chelmicoのトラックメイカーとしてもお馴染みの“%C(読み方:パーシー)”こと、TOSHIKI HAYASHIがリミックスを担当しています。
『彼氏と上手くいってなくて、遠くに旅に出るけど2人の思い出を考えてしまう』事が歌われている本作のMVは、本人が登場しており鈴木真海子の“意外な一面”が見れるかも!?
金木犀 feat. 鈴木真海子
2017年10月25日に%Cがリリースしたアルバム「THREE」に収録されている楽曲
「きみといれればなんでもいい それだけでしあわせ」という歌詞が象徴するように、まさに金木犀の花言葉である“初恋”が歌われています。
キラキラした恋愛が描かれた名曲!
TIME IS OVER feat.BASI & 鈴木真海子
2019年4月17日にリリースされた%CのEP『TIME IS OVER EP』の表題曲として収録されている楽曲
客演に、鈴木真海子と共にラッパーのBASI(読み方:バシ)が迎えられています。
そんな本作は、“恋愛”と“映画”が重ね合わせており、『この映画もエンドロール終わりがあるから楽しめるんでしょ』という歌詞が“恋の終わり”と重ねられているところなど、《TIME IS OVER(終わり)》が切なく描かれています。
MVの薄暗い喫茶店が曲の雰囲気を高めているところにも注目です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
chelmicoのMamikoではなく、1人のラッパーとしての鈴木真海子を切り取って見ました。
名曲揃いで、彼女のギャップがたくさん見れる曲ばかりだと思います。
chelmicoにも注目しつつ、ソロ活動にも注目してみてはいかがでしょうか?
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