こんにちは、乱太郎です。
北海道出身、沖縄在住、シンガーソングライターでありラッパー、さらにはプロデューサーとしても活動する珍しい経歴を持つTOCCHI(トッチ)をご存知でしょうか?
唾奇などが所属するクルー604にも所属している彼について以下のことをまとめていきます。
TOCCHI(トッチ)とは?
604との出会い
元々札幌を中心に活動するアーティストでしたが、”ある事”をきっかけで活動の拠点を沖縄に移し、音楽活動にも大きな変化がありました。
その”ある事”とは、TOCCHIが好きだというアーティスト『唾奇』との出会いでした。
まだ札幌を拠点に活動していたTOCCHIは、2018年2月18日に開催された「NOBOSE」という福岡のイベントに呼ばれた際に、イベントのオーガナイザーから「好きなアーティストは?」と尋ねられたTOCCHIは「唾奇が好き」と答え、それを聞いたオーガナイザーは「NOBOSE」に唾奇をキャスティングします。
2人の共演が決まった当時、TOCCHIの事を知らなかった唾奇に(唾奇のクルーメイトでありTOCCHIと同郷のラッパー)HANGが、TOCCHIの「これだけで十分なのに」という曲を紹介、これを聴いた唾奇はカッコいいと良い印象を受けました。
ですが、イベント当日はしっかりとした挨拶もできないままイベントがスタートし、イベント後もお酒でベロベロに酔っ払って当日はLINEの交換だけをして終了します。
その後、TOCCHIが仕事で沖縄に行った時に2、3回一緒に遊んだ事が楽しかったのが1番の決め手になって沖縄移住を決めました。
TOCCHI(トッチ)の人気・おすすめ曲
Swing Remix feat.唾奇
クルーメイト唾奇を客演に迎えて、2019年10月9日にリリースされた1stEP『Swings』の表題曲として収録されている楽曲
原曲を作った当時は、誰かを客演に迎えるどころか、取り立てる曲だとは思っていませんでしたが、原曲の「Swings」を聴いた唾奇が絶賛してくれ、さらには曲に参加したいと言われた事がきっかけで、「Swings」を中心とした作品を作る事を決めました。
沖縄の音楽から受けた刺激を昇華して、以前よりHIPHOP感の強くなった一曲です。
これだけで十分なのに
2018年2月10日にリリースされた1stアルバム「Life Record」に収録されている楽曲
言わずと知れたTOCCHIの代表曲です。
すぐに他人と比べ、自分の持っていないものを欲しがるのが人間の性ですが、「今のままでも十分幸せ」と気付かせてくれる一曲です。
誰の心にも響く名曲です。是非落ち込んだり悩んでいる一人の夜に聴いてみてください。
また、韻シストのBASI(バシ)のリミックスバージョンでも注目を集めました。
Have Plans
1stEP『Swings』に収録されている楽曲
唾奇やHANGなど604のメンバーと遊ぶようになって、沖縄に移住して音楽をする決意を感じる一曲。
ボロボロのチャリ笑って乗る大人が実は最高に格好いいラップ蹴ることが俺の目にはなんか輝いて映った
この歌詞は沖縄で初めてHANGと会ったときのエピソードだったり、
約束は守るよ次帰る所はここ
これは唾奇との約束を守り沖縄に帰ってくる事を意味しており、当時この曲を聴いた唾奇は『TOCCHIは本当に沖縄に来るんだな」と確信したそうです。
Shuffle
2020年2月19日にリリースされたLPに収録されている楽曲
噂やイメージ、過去なんて関係なく「俺にとっては最高な仲間」という熱い友情を感じる一曲
もちろんこれは604のメンバーの事が歌われており、『唾』や『雨(ame。)』など唾奇やHANGを思わせる歌詞が散りばめられています。
Chose This Remix feat. HANG & Jazadocument
2020年2月19日にリリースされたLPに収録されている楽曲
札幌を拠点に活動するヒップホップクルー「Refugeecamp」からJazadocument、さらに604のクルーメイトであり北海道出身のHANGを客演に迎えた北海道をレペゼンしている一曲
1stEP『Swings』に収録されている「Chose This」がクールかつスタイリッシュにリミックスされています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
沖縄のHIPHOP要素を取り込んでさらに音楽の幅が広がったTOCCHI
また、自身のビートメイクチームであるCraft Beatzとしての活動も注目を集めています。
今後様々なシーンでの活躍が期待できるTOCHIに大注目です!
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